カウンセリングをしている時も、いつも「自分は鈍いやつだ」という事を、うつ病患者さんとの共通の認識としている事からスタートします。
また、話をしていても(言葉は交わされていても)コミュニケーションが存分に取れていない事があるものです。
考慮してもみてください。精神科医やカウンセラーが、あなたが表現もしないのに「わかったふり」をして、そのままで診察やカウンセリングが進行していくほうが怖い事ではありませんか。
そうしていると、うつ病患者さんに分かってもらうおうと、自分で自分の心を探りながら、整理しながら話をしてくれます。
当然カウンセラーとクライアントの間で全ての事を話す必要はありませんが、話さない分誤解が生じる可能性が高いという事は認識しておかなければなりません。